cjc | 10月号-2
 
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CJCトピックス


<リデュース・リユース・リサイクル推進協議会平成18年度総会>

 7月11日(火)、東京・千代田区の東海大学校友会館において、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会平成18年度総会を開催しました。
  当日は、平成17年度事業報告・収支決算報告、並びに平成18年度事業計画・収支予算計画を審議し、各議案とも全会一致で承認されました。
  また、平岡正勝前会長の任期満了に伴い、会長の選任が行われ、慶應義塾大学経済学部教授 細田衛士氏が新会長に選任されました。

3R推進協議会前会長 平岡正勝氏のご逝去について

リデュース・リユース・リサイクル推進協議会前会長 平岡 正勝氏(京都大学名誉教授)におかれましては、去る8月6日(日)、75歳で逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


<ウェステック2006への出展・参加>

 当センターでは、8月29日から9月1日までの4日間、パシフィコ横浜で開催されたウェステック2006 廃棄物処理・再資源化展に参加・出展しました。
  当センターからは、ガラスびん、プラスチック、電池など家庭で使用されている製品を例にして、多くの人が知っているようで知られてない3R(リデュース・リユース・リサイクル)をわかり易く紹介したパネル、当センターの調査事業報告書の展示等を行い、循環型社会形成に向けた啓発活動を行いました。
  夏休みの自由研究のためか、熱心にメモをしながら読んでいる親子連れの小学生の姿が見られました。自治体の担当者からパネルの貸出しの有無について問合せをいただきました。

ウェステック2006

<地域3R支援トピックス>

○地域3R支援合同会議(東日本、西日本)を開催
 地域3R支援合同会議を東西2箇所で開催し、それぞれ開催地の3R学習施設において、地域市民および児童・生徒を対象とした3R講師(容器包装リサイクル分野)の模範講座、3R学習施設見学会を行うとともに、3R講師ならびに3R学習施設職員などの方々を対象として、3R学習施設の活動状況、事例報告ならびに3R体験学習事業所活動紹介および意見交換を行いました。

・地域3R支援合同会議(東日本)
■日時: 平成18年8月1日(火)
13:00~17:00
■場所: 新潟市資源再生センターエコープラザ

・地域3R支援合同会議(西日本)
■日時: 平成18年8月29日(火)
13:00~16:30
■場所: 北九州市環境ミュージアム


3R推進月間におけるCJCの取組み(報告)

<平成18年度 3R先進事例発表会>

 10月6日、科学技術館サイエンスホールにおいて「3R先進事例発表会」を開催しました。金属資源のリサイクル、家電リサイクル、廃酸・廃アルカリ・汚泥のリサイクル並びに経済産業省の3R政策、国土交通省のリサイクルポート、自動車タイヤの静脈物流等のテーマをご講演戴きました。最新の3Rに関する情報を収集する好機になったものと思っています。

3R先進事例発表会

<平成18年度資源循環技術・システム表彰表彰式>

 10月6日、科学技術館サイエンスホールにおいて資源循環技術・システム表彰表彰式を行いました。
 この表彰制度は、当センターが経済産業省のご後援を得て実施しているもので、廃棄物の発生抑制、使用済み物品の再使用、再生資 源の有効利用に資する優れた事業や取り組みを広く募集し表彰することにより、その奨励・普及を図ることを目的としています。
 今年度は29件の応募があり、厳正な審査の結果、経済産業大臣賞の受賞はありませんでしたが、同省産業技術環境局長賞2件、当センター会長賞11件及び奨励賞6件の19件について表彰いたしました。受賞テーマ及び各受賞者は以下のとおりです。

■平成18年度「資源循環技術・システム表彰」表彰一覧
経済産業大臣賞:該当なし、経済産業省産業技術環境局局長賞:2件3社
財団法人クリーン・ジャパン・センター会長賞:11件11社1団体
奨励賞:6件8社    計19件22社1団体(申請件数 29件33社2団体)

番号 申請者 申請テーマ 賞区分
1 日本電工株式会社 ほう酸回収リサイクルシステム 局長賞
2 三菱重工業株式会社 技術本部 広島研究所
MHIソリューションテクノロジーズ株式会社
印刷機のブランケット洗浄廃液再生装置 局長賞
3 旭硝子株式会社 板ガラス輸送用木箱代替リターナブルパレット 会長賞
4 アヲハタ株式会社ジャム工場 「3R」活動の展開による環境負荷の低減 会長賞
5 NECリース株式会社 買い取り物件のリ-ス化促進によるOA 機器等の環境負荷低減活動 会長賞
6 株式会社 アペックス 自動販売機におけるゼロエミッションの達成 会長賞
7 株式会社 近江物産 使用済産業廃棄プラスチックのマテリアルリサイクル事業 会長賞
8 株式会社 カネミヤ 廃プラスチックの分別洗浄装置の開発事業会長賞 会長賞
9 株式会社 トッパンNEC
サーキットソリューションズ 富山工場
銅含有廃液の処理方法開発による完全資源化 会長賞
10 株式会社 明和工作所 使用済ペットボトル小型減容機の開発 会長賞
11 協同組合長野県中古自動車リサイクルセンター 使用済自動車(廃車)の適正処理並びに資源再利用化の推進事業 会長賞
12 新日本石油株式会社
新日本石油精製株式会社
再生触媒の利用推進による触媒廃棄量の削減 会長賞
13 大成ロテック株式会社 間伐材、未利用木材を利用した木質系舗装 会長賞
14 株式会社 東芝 消せるトナー「e-blueTM」によるOA 用紙リユースシステム 奨励賞
15 クボタ松下電工外装株式会社
松下電工株式会社 住建総合技術センター
窯業系サイディング廃材と自動車バンパー廃材を利用した住宅外装用「エコ装飾部材」 奨励賞
16 新日本石油株式会社 建設材料「レコサール」(改質硫黄固化体)の開発 奨励賞
17 本田技研工業株式会社
株式会社 ミツギ産業
オイルフィルターリサイクル 奨励賞
18 松下電器産業株式会社
半導体社 生産本部 砺波工場
半導体生産工程研磨液使用量最適化による汚泥削減の取組 奨励賞
19 リコーマイクロエレクトロニクス株式会社 プリント基板製造工程内で発生する使用不能ハンダの再利用 奨励賞

<平成18年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰式を挙行>

 リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会では、3Rの推進に率先して取組み、顕著な実績を挙げている個人・グループ、学校、及び事業所等を表彰する3R推進功労者等表彰を行っています。
 今年度は、内閣総理大臣賞1件、国務大臣内閣府特命担当大臣賞 2件、厚生労働大臣賞1件、経済産業大臣賞1件、国土交通大臣賞5件、環境大臣賞1件、協議会会長賞107件の計118件が選定され、10月20日(金)、東京・千代田区のイイノホールにおいて表彰式が行われました。
 各大臣賞の受賞者は次のとおりです。

<内閣総理大臣賞>1件
○栃木県立宇都宮工業高等学校
<国務大臣内閣府特命担当大臣賞>2件
○京都市ごみ減量化推進会議
○川崎・ごみを考える市民連絡会 代表 飯田和子
<厚生労働大臣賞>1件
○アステラス富山株式会社 富山工場
<経済産業大臣賞>1件
○キヤノン株式会社 化成品事業環境企画部
<国土交通大臣賞>5件
○株式会社 大林組 本店 一級建築士事務所
株式会社 大林組 近江八幡市民病院工事事務所
○清水建設株式会社 東京団地倉庫株式会社平和島倉庫第二期、
第三期建替工事作業所
○鹿島建設株式会社 (仮称)芝浦アイランドA2街区新築工事 事務所
○大成建設株式会社 東京支店 南田中立体作業所
○五洋建設株式会社 北陸支店 上越工事事務所
<環境大臣賞>1件
○4万人のごみゼロプロジェクト

<リデュース・リユース・リサイクル推進月間講演会>

 10月20日(金)、東京・千代田区のイイノホールにおいて、 3R推進月間に合わせて3Rの大切さを考える講演会を開催しまし た(3R推進功労者等表彰式と同時開催)。
 当日は、慶應義塾大学経済学部 教授 細田衛士 氏を講師に迎え、「3Rの未来―市民・企業・行政の新しい連携をめざして―」をテーマにお話をいただきました。

 


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