廃棄物の発生抑制、再生利用の推進により資源の効率的な利用・循環を促進し、もって環境の保全、経済の振興、持続可能な社会を実現することを目的として活動しています。
cjc
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環境省
(予算関係情報:
http://www.env.go.jp/guide/budget/index.html
)
環境省では、平成14年度の循環型社会の構築に係る予算として1,642億円(平成13年度:1,746億円)が計上された。新規予算項目は以下のとおり。
○循環型社会形成のための物質循環実態調査
○ゴミゼロ型地域社会形成推進施設整備費
○産業廃棄物ゴミゼロプラン推進検討費
○ごみ焼却施設解体ダイオキシン類測定費補助金
○有害化学物質管理対策検討費
○環境破壊行為早期対応システム整備費 等
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農林水産省
(資料統計/予算・決算:
http://www.maff.go.jp/soshiki/kambou/kessan/index.htm
)
農林水産省では、平成14年度、農業の自然循環機能を活用し、都市と農産漁村とにおける食品リサイクルを始めとする有機性資源の循環利用等を促進(食と農の環づくり)するため、「耕畜連携・資源循環総合対策事業」89億円が計上された。
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国土交通省
(予算概要:
http://www.mlit.go.jp/yosan/yosan.html
)
国土交通省では、平成14年度、静脈物流の拠点となる港湾において廃棄物海面処分場及び静脈物流関連施設の整備を推進するとともに、ゴミゼロ型都市形成のための静脈物流システムの構築に係る調査研究等を実施するため、133億円が計上された。
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内閣府
内閣府(国民生活局)では、平成14年度、省資源省エネルギー国民生活促進に係る経費として、約0.7億円が計上された。施策の内容は前年度のものが踏襲されている。
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文部科学省
文部科学省では、学校における環境教育を推進するため、新しい学習指導要領において、各教科等における環境に関する内容の一層の充実を図り、新設された「総合的な学習の時間」において環境問題について体験的・問題解決的な学習を通じて、教科横断的・総合的な学習を深めることができるようにするなどの改善充実を図るとともに、「環境のための地球学習観測プログラムモデル校の指定」、「環境教育指導資料の作成」、「環境教育担当教員講習会の開催」、「環境教育推進モデル市町村の指定」、「環境学習フェアの開催」、「環境教育に関する総合的な情報提供体制の整備(新規)」に関する予算が計上された。
当センターがNEDOからの委託事業として取り組んでいる下記研究を最新の3R技術として紹介します。
熱硬化性樹脂などの液相分解法によるモノマー・化学原料へのケミカルリサイクル技術の開発(NEDO委託事業)
使用後、殆どが埋立てあるいは焼却されている熱硬化性樹脂などのリサイクル技術の確立が強く求められている。本プロジェクトでは、廃棄された熱硬化性樹脂などからのモノマー・化学原料の選択的分解・再生を工業的に行うことを目的とする。具体的には、液相分解における溶剤の水素供与能の評価、樹脂に対する適切な溶剤の選択基準の明確化、種々の反応条件下における油化率やモノマー収率を向上させる技術を確立するとともに、実用プロセスの概念設計を行う。本プロジェクトの提案技術の研究内容と既存処理法との比較を下図に示す。
クリーン・ジャパン・ニュースレター No.1 2002.8
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