cjc | 1月号-5
 
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3Rの実施状況

プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況(2005年)版について

 プラスチック処理促進協会が12月6日に公表した廃プラの2005年の生産等の状況によると、プラスチックの国内消費量1159万トンに対し、総排出量は産業廃棄物・一般廃棄物合わせて1006万トン。このうち埋立、単純焼却(両者あわせ230万t、38%)に回らず有効利用された量は628万トンでした。
  サーマルリサイクルが414万トンで全体の41%を占め、マテリアル・リサイクル(再生利用)が185万t、18%、ケミカル・リサイクル(油化・ガス化・高炉・コークス炉原料)は29万t、3%でした。

http://www2.pwmi.or.jp/siryo/flow/flow_index.htm


ダイオキシン 発生量前年比1割減 15年比15%減の目標値に近づく

 環境省が毎年整備することとなっているダイオキシン類の排出目録がまとめられ公表されました。それによると、平成17年の全国でのダイオキシン排出総量は323~348g_TEQ/年となり、前年に比べて9.5%、15年の国内排出総量372~400g_TEQ/年と比べると約13%の削減となっていることがわかりました。
  17年に設定された「平成22年の排出総量を15年比で約15%削減、総排出量で315~343g_TEQ/年とする」の新目標の達成に向け着実に削減されています。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7782


建設廃棄物 土砂利用拡大が課題に 平成17年度の排出・利用状況

 国土交通省のまとめによると、平成17年度の建設廃棄物排出量は約7,700万トン、建設発生土の排出量は約1億9,518万立方メートルで、14年度の前回調査時と比較して建設廃棄物は約7%、建設発生土は約20%の減少となっていることがわかりました。
  これらの再資源化率を見ると、アスファルト・コンクリート塊が98.6%(14年度比0.1ポイント減)、コンクリート塊98.1%(0.6ポイントの増)、伐木材、除根材を含む建設発生木材が68.2%(同7.1ポイント増)で、建設汚泥が74.5%(同5.9ポイント増)で、建設廃棄物全体の再資源化率は92.2%(同0.6ポイントの増)なっています。

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/fukusanbutsu/jittaichousa/index.htm


PETボトルリサイクル年次報告書(2006年度)

 PET ボトルリサイクル推進協議会では、「PET ボトルリサイクル年次報告書(2006年度)」を公表しました。その概略は以下のとおりです。
○回収率65.6%を達成
 PETボトルのリサイクルは容リ法のもとで順調に進んできました。2005年度、事業系回収量97千トンを加えた全回収量は349千トンで、全回収率は65.6%となりました。
○市町村分別収集で指定法人ルートが減少
 市町村分別収集量は252千トンで前年度比5.7%増と伸長し、樹脂生産量の伸びを上回りましたが、この市町村分別収集量のうち、(財)日本容器包装リサイクル協会(以下、容リ協会または指定法人)ルートの引き取り実績量が170千トン(引き取り契約量177千トンの3.9%減)で前年度から約22千トン減少し、容リ法運用以来初めての減少となりました。指定法人以外のルートに市町村が引き渡す独自処理量は、2005年度82千トンで前年度比77%増と大幅に増加しました。
 2006年度には、指定法人ルートの引き取り契約量が前年度実績量より26千トン減少した144千トンとなっており、独自処理ルートへのシフト傾向はさらに加速しています。
○市町村独自処理ルートにて有償化が加速
 市町村の独自処理ルートへのシフト傾向は、近年の中国など海外を中心に使用済みPETボトルの需要が拡大し、有償化したことが起因となっています。その独自処理ルートのPET ボトルの有償化が、市町村の指定法人ルート離れを加速しました。
  さらに、再商品化事業者の再商品化可能量が、2005年度で315千トン(2006年度396千トン)と市町村分別収集量をはるかに超える状況下で、特に2006年度は指定法人ルート量が144千トンと減少するに及んで、独自処理ルートの価格の高騰に拍車をかける状況が生じています。

http://www.petbottle-rec.gr.jp/top.html


平成17年度容器包装リサイクル法に基づく市町村の分別収集及び再商品化の実績について

 環境省は、昨年18年12月14日に平成17年度の容器包装リサイクル法に基づく市町村の分別収集及び再商品化の実績をとりまとめました。
  法の対象となる各品目の市町村分別収集量の合計量及び再商品化量の合計量は、それぞれ273万トン及び265万トンで、前年度と比べほぼ横ばいとなっています。
  各品目の分別収集量及び再商品化量は、スチール缶において前年度に比べ減少しているものの、その他の品目では、ほぼ横ばい又は増加しています。
  中でも、プラスチック製容器包装は、分別収集量及び再商品化量ともに前年度に比べ2割程度伸びています。
  全市町村数に対する分別収集実施市町村数の割合は、紙製容器包装及びプラスチック製容器包装がその他の品目と比べてまだ低い状況です。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7818

品目 年間分別収集 見込量(トン) 年間分別収集量 (トン) 前年度比 (%) 年間再商品化量 (トン) 前年度比 (%) 再商品化率 (%) 全市町村に対する分別収集実施率 (%)
無色の
ガラス製容器
450,584 341,748 99.0% 327,796 98.0% 95.9% 95.1%
茶色の
ガラス製容器
387,520 293,825 98.0% 281,524 96.0% 95.8% 59.4%
その他の色の
ガラス製容器
205,964 174,082 105.0% 168,209 106.0% 96.6% 94.7%
紙製容器包装 189,970 71,012 103.0% 63,031 106.0% 88.8% 29.9%
ペットボトル 243,070 251,962 106.0% 244,026 105.0% 96.9% 94.7%
プラスチック製
容器包装
(うち白色トレイ)
757,050
(14,439)
558,997
(4,581)
119.0%
(116.0%)
538,123
(4,162)
118.0%
(114.0%)
96.3%
(90.9%)
62.9%
(37.4%)
スチール缶 522,123 329,535 91.0% 321,245 114.0% 97.5% 99.0%
アルミ缶 179,393 139,535 100.0% 137,015 90.0% 98.2% 99.1%
段ボール 679,224 554,820 101.0% 549,464 104.0% 99.0% 84.1%
紙パック 28,352 16,320 103.0% 15,956 104.0% 97.8% 72.9%
合計 3,643,250 2,731,836 103.0% 2,645,388 103.0% 96.8%

平成18年度バイオマス利活用優良表彰

 農林水産業のバイオマスの利活用への取組により、環境配慮への関心が高い多くの関係機関・団体等の優良な活動を顕彰し、もってバイオマス利活用の加速化を図ることを目的としたバイオマス利活用優良表彰が平成19年1月5日(金)に行われ、農林水産大臣賞2点、農村振興局長賞9点、(社)日本有機資源協会会長賞2点、(社)地域資源循環技術センター理事長賞2点、バイオマス活用協議会会長賞7点が選定されました。
  農林水産大臣賞は、次の自治体と企業が受賞しました。
●岩手県葛巻町 家畜排せつ物と生ゴミのメタン発酵によるバイオガス発電と液肥の製造。公共施設や個人住宅へのペレットボイラー、ペレットストーブの導入。
●松下電器産業(株) 製品パッケージのバイオマスプラスチック化、工場食堂廃食用油・生ゴミのBDF 燃料化・堆肥化、自治体と連携した家庭生ゴミ堆肥化の推進
  その他の優良表彰の受賞者は次のとおりです。
《農村振興局長賞》●アイオーティカーボ(株)●大分県日田市●(株)モスフードサービス モスバーガーチェーン●三和酒類株式会社●社会福祉法人光明会 障害者支援施設「就職するなら明朗塾」●築野食品工業(株)●徳島県上勝町
《社団法人日本有機資源協会会長賞》●熊本宇城農業協同組合 健康土づくりセンター●コカ・コーラセントラルジャパンプロダクツ株式会社
《社団法人地域資源循環技術センター理事長賞》●アサヒビール株式会社 西宮工場●サザングリーン協同組合
《バイオマス活用協議会会長賞》
(東北ブロック)岩手県紫波町(関東ブロック)全国漁業協同組合連合会、(北陸ブロック)特定非営利活動法人 環境Uフレンズ (近畿ブロック)株式会社レボインターナショナル、滋賀県甲賀市 (中国四国ブロック)岡山県農林水産部(九州ブロック)福岡県築上町

http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20061222press_6.html


木質バイオマス利用実態調査結果―木質バイオマスの利用割合は95%―

 農林水産省調査統計部は、9月22日、平成17年度の「木質バイオマス利用実態調査結果」の概要を公表しました。
  本調査の「木質バイオマス」は、製材、合単板、集成材及びプレカット工場において、それぞれの製品を製造する過程で生じた樹皮、端材等およびおがくず等をいい、素材(丸太)需要量に対し、約4割発生しています。
  調査結果では、発生量の95%が利用されています。利用量全体に対し、「木材チップ(43.2%)」、「エネルギー利用(22.8%)」、「畜産敷料(22.1%)」が88%を占めています。

http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/mokubiomass2005/mokubiomass2005.htm


建築廃木材を原料とする燃料用エタノール製造施設の竣工について

 我が国における国産バイオエタノール生産の拠点として、大阪府堺市に、廃木材からエタノールを製造する世界で初めての商業プラントが竣工し、若林環境大臣も出席して1月16日に開所式が行われました。この施設はバイオエタノール・ジャパン・関西株式会社が環境省の補助(地球温暖化対策ビジネスモデルインキュベーター(起業支援)事業、事業期間:平成16年度~18年度)を受けて建設を進めていたもので、平成19年度の環境省重点施策である「バイオマスエネルギー導入加速化戦略」において、大都市でのエタノール3% 混合ガソリン(E3)大規模供給実証のためのエタノール供給元となるものです。
  この施設では、年間1,400kLのエタノールを製造可能であり、全量をエタノール3%混合ガソリン(E3)にした場合、約4.7万kL(約4万台のガソリン車の燃料に相当)になります。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7859



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