●事業内容

廃棄物等用途開発・拡大等のための調査検討事業


●概要

 本事業は、再生資源の用途の開発・拡大等を図るため、廃棄物を利用した製品やリサイクルしやすい製品の試作を行い、性能試験、安全試験、市場調査、標準化の検討等を実施するとともに、試作品の展示を行います。

 

●事業内容

(1)試作品の製造

 再資源化率が低い廃棄物を原料とし、再資源化製品を試作します。また、リサイクルしやすい製品の試作を行います。

(2)品質評価

 廃棄物を利用した試作品の品質評価を行うとともに、要求される品質と比較検討を行い、再資源化製品としての品質評価をおこないます。また、リサイクルを行いやすい試作品においてはリサイクルのしやすさを従来製品と比較検討を行い、評価します。

(3)社会受容性調査

 再資源化製品・リサイクルしやすい製品の需要、品質、製品コスト等を総合的に評価し、その社会受容性を検討し、今後、再資源化等の新規用途の開発・拡大等を進めていくうえでの課題を整理します。

(4)試作品の展示

 平成8年〜10年度:「リサイクル・テクノロジー・ジャパン」
 平成11年度以降:「エコプロダクツ」
 

●実施体制

 本事業は、経済産業省産業技術環境局リサイクル推進課が委託者となり、センターが受託します。センターは国庫補助金を得て事業請負者に委託して進めます。事業案件は年度始めに募集し、提案された案件は、センター内に設けた学識経験者等からなる、事業評価委員会により総合的に審査された後、センターが実施案件を決定します。

 

●実施事業

 1991年度以降2002年度迄累計79件推進
年度 / 件数 内      容
1991年度 4件 製鋼スラグ、塗料粕、半導体封止用廃プラ、光輝度反射性縁石
1992年度 4件 白動車複合化パーツ、高分子廃葉物、電子部品用廃プラ、発泡スチロールトレー
1993年度 5件 古紙利用、廃熱硬化性樹脂、発泡スチロール減容品、ポリスチレン再生ペレット、ガラスビン
1994年度 5件 焼却灰再生、焼却灰溶融、廃プラ超臨界水分解、再生PET、発泡スチロールトレー
1995年度 5件 再生PET、廃プラ加水分解、古紙乾式再生、道路舖装用カレット、缶資源化
1996年度 9件 砂化ガラスアスファルト利用、廃PET再生、廃車シュレッダーダスト、再生PET、電気炉スラグコンクリート利用、アルミ箔リサイクル、焼却灰溶融スラグ、湖沼凌渫泥土、PETストーン
1997年度 10件 高炉スラグ利用建設用骨材、電気炉ダスト・アルミドロスリサイクル、廃潤滑油燃料化、電気炉スラグ利用消波ブロック、骨材回収(解体コンクリート)、カレット用途開発(ケーソン充填材)、プラスチック容器・紙容器再商品化、砕石汚泥脱水ケーキ再資源化、簡易リサイクル布団、アスファルト舗装用材料(廃ガラスびん細骨材)
1998年度 6件 廃フェノール樹脂製活性炭成形品の建材、ガス化溶融スラグ利用建材、都市ごみ焼却灰の物理選別による路盤材、廃プラスチック類のリサイクルボックス、一般廃棄物中の紙箱類からのパルプモールド、廃発泡スチロール製インゴッドの橋台裏込め材
1999年度 7件 リサイクルウール利用の細番手紡毛糸、廃家電から回収-再生したプラスチック、廃潤滑油のカスケード使用、使用済み自動車部品のリユース、下水汚泥焼却灰溶融時のりん回収および脱りんスラグ利用廃溶剤リサイクル技術、廃プラ利用による回転成型・発泡製品
2000年度 10件 電線被覆材の再生利用、ガラスカレット入りアスファルト舗装の再生利用、木質ボードの再生利用、リサイクル綿の衣料、建材への再生利用、都市ごみ消却飛灰焼成体を用いた環境保全型ブロック、紙製容器包装を原料とした家畜敷料、超臨界メタノールによるPETモノマー化、低級古紙利用の重量物用包装緩衝材、スチール飲料缶からのアルミニュウム溶融分離、コンクリート廃材を用いた再生コンクリートブロック
2001年度 8件 ペットボトルフレーク利用のフラットヤーン製品化、静電分級による石炭灰の利用拡大、廃プラスチックを原料とした軽量骨材製造、廃潤滑油の革新的再生技術開発、低級古紙を利用した発泡成形エコマテリアル、建廃利用パーティクルボードの高性能化、断熱材ウレタンのリサイクル、集光式CRT分割によるガラスカレット
2002年度 6件 廃白土の再生加熱アスファルト混合物への適応技術、廃コンプレッサー再生、廃木材の再資源化商品開発、水熱反応を利用した石炭灰からの高強度固化品の製造、無溶解アルミ缶再資源化、繊維廃棄物利用ボードの高機能化

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