ごみ・リサイクル問題

 環境問題とリサイクルについては、次のような観点から考える必要があります。
1.資源の採集・・・・鉱物資源採掘の際、鉱山採鉱所周囲の環境破壊を招いている可能性がある。
2.地球温暖化・・・・プラスチックをリサイクルせずに焼却処分すると、地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素の増加を招く。
3.オゾン層の破壊・・・・冷蔵庫の冷媒(れいばい)やスプレー缶に使われているフロンガスはオゾン層を破壊(はかい)する。
4.ダイオキシンの問題・・・・焼却炉からは法律の規制値以下ではあるが、微量のダイオキシンが発生している。
5.最終処分場の問題・・・・海岸沿いに最終処分場が設置されることにより、洲(す)や瀬(せ)などの豊富な生態系や景観が失われる原因となることがあります。
 
焼却炉からは法律の規制値以下ではあるが、微量のダイオキシンが発生している。
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日本は海外から多くの鉱物資源を輸入しているが、これにより現地の鉱山採鉱所周囲の環境破壊をまねいている可能性がある。
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海岸沿いに最終処分場が設置されることにより洲(す)や瀬(せ)などの豊富な生態系や景観が失われる原因となることがある。

 

自然環境保全との関わり

  1. ごみを埋め立てる「最終処分場」 は不足している。各地でその新規立地のために生態系(せいたいけい)の宝庫といわれる「洲(す)」を埋め立てなくてはならない事態になっている。これなどは、廃棄物(はいきぶつ)が原因となって自然環境の破壊につながる代表例である。

  2. ごみを燃やせば基準値以下の濃度であっても、必ず多少のダイオキシンが発生し、自然界に蓄積(ちくせき)されていく。従って、燃やさずに済むならばそれにこしたことはないが、全量を埋め立てたりコンポストにすることは現実には困難。どこまでごみの焼却(しょうきゃく)が許されるか、許容すべきその範囲(はんい)は科学的に決めることである。しかし、中には、科学的に判断して安全な範囲でも理想的にはもっと低減すべきという価値観の人もいる。
    また、ごみの焼却施設が近所に新規に建設されると多くの人が反対する。
    ごみは燃やすと焼却灰(しょうきゃくばい)が後に残る。特に集じん機で捕捉(ほそく)された焼却灰(=飛灰)には有害な重金属(カドミウム、鉛)、ダイオキシンなどが多量に含まれ、その無害化に膨大(ぼうだい)な費用を必要としている。

  3. 日本は石油・鉄鉱石・銅などの様々な燃料、原料を海外からの輸入にたよっている。これらの採掘現場で膨大な面積の地表を掘り起こすことにより、環境破壊をまねいている可能性がある。

 

洲:

川や海の水面上に土砂が高く盛り上がってできた所
瀬:
川や海の浅い所
無害化:
害をなくすための処理