cjc | 1月号-5


平成17年度CJC事業計画
 当センターは、企業、消費者、行政等、社会の構成員が共通の認識の下に連携して循環型社会を構築していくため、廃棄物の発生抑制・リサイクル(3R)に関する「調査研究事業」、「情報提供事業」、「啓発・普及事業」を行うとともに国等が公募する技術開発事業へも適宜応募するなどの事業を展開していきます。  

調査研究事業
 企業、消費者、行政等が廃棄物の発生抑制・リサイクル(3R)に関する施策を立案し実行するに際しての基礎的な情報を提供することを目的として、循環型社会構築に役立つ社会システム・技術に関する調査研究を実施し、その成果を普及する。
  (1) 3Rシステム化可能性調査(経済産業省委託応募)
  (2) 循環型製品・システム評価研究(経済産業省委託応募)
  (3) 循環型社会システム動向調査〔産業廃棄物等実態調査〕(経済産業省委託応募)
  (4) 電気電子機器リサイクルに関する先導的知見の調査(経済産業省委託応募)
  (5) 高度資源循環技術の開発状況調査(日本自転車振興会補助)
  (6) 新規資源循環型社会システムの形成に関する調査研究(日本自転車振興会補助)
  (7) 産業機械における環境配慮設計実施に向けた指針作成に係る調査研究(機械振興協会委託)

情報提供及び啓発・普及事業
 廃棄物の発生抑制・リサイクル(3R)に関する技術、社会システムの実証実験、調査研究等を通じて多くの情報を収集し、その成果を踏まえて情報提供、啓発・普及事業を行っている。さらに、循環型社会の形成に向けて具体的対策の実践が求められる今日、平成12年度には「環境リサイクル情報センター」を開設し、情報提供機能を強化している。今年度も昨年度に引き続き、ますます高度化・専門化の進んでいる再資源化技術、社会システムに関する情報収集・提供機能をなお一層拡充させる。また、廃棄物の発生抑制・リサイクル(3R)の啓発・普及事業は内容の充実化を図りつつ引き続き推進する。

情報提供及び啓発・普及事業
  (1) 「環境リサイクル情報センター」事業
    専門性の高い情報の収集及び事業者、消費者等への体系化された情報の提供を行う。
・廃棄物リサイクル情報データバンクの整備(日本自転車振興会補助)
・コンサルティング(日本自転車振興会補助)
・資料閲覧室の整備、一般公開(自主事業)
・情報提供誌「クリーン・ジャパン・ニュースレター」の発行(年4回)(自主事業)
・クリーン・ジャパン・センターホームページの運営(自主事業)
・小学生、中学生向け環境リサイクル学習ホームページの運営(自主事業)
  (2) 資源循環技術研究発表会の開催(日本自転車振興会補助)
  (3) 事務局運営
    ・リデュース・リユース・リサイクル推進協議会
・溶融技術研究会
・循環型経済社会推進機構

啓発・普及
  (1) 資源循環技術・システム表彰(自主事業等)
  (2) 地域3R支援事業(経済産業省委託応募)
  (3) 3R関連普及・広報事業(経済産業省委託応募)
  (4) 展示会への出展(自主事業、経済産業省委託応募)
  (5) リサイクル技術開発本多賞(自主事業)
  (6) 国民・事業者・自治体・国の連携強化推進事業

国際交流
 廃棄物の発生抑制・リサイクル(3R)は世界各国共通の課題である。このことを踏まえ、各国との情報交換を活発化し、特に、日本の施策、実情の海外向け発信に努める。
  (1) 海外3Rビジネス支援のための情報収集提供(日本自転車振興会補助)

技術開発事業
 技術開発投資は、循環型社会構築のために不可欠な新社会資本である。このことを踏まえ事業を実施する。

実証プラント事業(自主事業)
 ・石炭灰の造粒化(平成13年度採択)

再資源化技術開発公募案件への応募
 NEDO委託事業等で培ったプロジェクト管理能力を基に協力企業のニーズをとりまとめ国等の新規公募案件に適宜応募する。



クリーン・ジャパン・ニュースレター [No.11]5

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