欧州(おうしゅう)連合(れんごう)（EU）の決(き)まり

ヨーロッパには、EU（欧州(おうしゅう)連合(れんごう)）という経済的(けいざいてき)および政治的(せいじてき)協力(きょうりょく)関係(かんけい)を持(も)つ民主(みんしゅ)主義(しゅぎ)国家(こっか)の集(あつ)まりがあります。

EUでは、食(た)べ物(もの)の約(やく)20％（2016年度(ねんど)推計(すいけい)値(ち)）^※2が食品(しょくひん)ロス・廃棄物(はいきぶつ)となっています。

※2：EU FUSIONS WEBサイト（2021年8月2日に利用）

EUは、食(た)べ物(もの)がこんなにムダになるのは、お金(かね)がもったいないだけでなく、社会(しゃかい)や環境(かんきょう)にとって大(おお)きな損(そん)になると考(かんが)えています。

そこで、食(た)べ物(もの)をつくる段階(だんかい)から消費者(しょうひしゃ)に届(とど)くまでの全(すべ)ての段階(だんかい)で、2030年(ねん)までに食品(しょくひん)ロス・廃棄物(はいきぶつ)を半分(はんぶん)に減(へ)らす目標(もくひょう)に向(む)かって努力(どりょく)しています。

ドイツはまだですが、フランスではすでに食(た)べ物(もの)の無駄(むだ)を禁止(きんし)する法律(ほうりつ)があります。