レアメタルリサイクル/産業環境管理協会/資源・リサイクル促進センター

(一社)産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センター

シールドマシンのカッタービット再利用によるレアメタルのリサイクル(大成建設株式会社、株式会社丸和技研、独立行政法人国立高等専門学校機構 有明工業高等専門学校)

大成建設株式会社(東京都)
株式会社丸和技研(福岡県)
独立行政法人国立高等専門学校機構 有明工業高等専門学校(福岡県)

トンネル造りに使用されるシールドマシンには、一基当たり数百個のカッタービットが使われている。そのカッタービットは、レアメタル(タングステンカーバイト約90%、コバルト約10%を含有)から成る超硬チップを鉄系の母材にろう付けして製作される。

トンネル等の工事後に使用済みカッタービットは、従来すべて一般鋼材と一緒に鉄スクラップとしてリサイクル等されていた。当グループは、外観点検に加えて、使用済みビットの強度を非破壊で検査する方法を確立した。これにより使用済みビットの検査、再利用の仕組みが構築でき、リユースの実施が可能となった。

(大成建設)シールドマシンのカッタービット再利用によるレアメタルのリサイクル

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