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企業

食品ロス

キユーピー(株)【賞味期間の延長】

活動主体

キユーピー(株)

取組み概要
(処理技術、仕組みなど)

マヨネーズおよびマヨネーズタイプは、長期間保存すると未開封の状態でも空気中の酸素が容器を通して入り込み、中身の植物油を酸化させ、風味が劣化することでおいしさの低下につながることが課題となっていた。

そこで、キユーピー(株)は、キユーピーハーフの容器に使用されているプラスチックの多層構造に、酸素を遮断する機能を持つ酸素吸着層を挟み込み、容器包装の高機能化に成功。新しいボトルでは、容器内部に酸素が浸透しないため、作りたてのおいしさが長期に保てるようになり、賞味期間を7ヵ月から10ヵ月に延長することに成功(2005年)。さらに卵の使用量を増加させ、原材料をシンプルにする等、品位の改良と安定により、賞味期間を10ヵ月から12ヵ月に延長することに成功(2016年)。

キユーピー(株)は、容器包装の高機能化や品位の改良を続けることにより、賞味期間の延長に成功し、流通や消費段階での食品ロス削減に貢献した。

食品ロス削減の仕組み

キユーピーハーフの賞味期限延長の取り組み

step1.酸素吸収ボトルの開発と特徴

フロー図

(出典:農林水産省「食品ロスの削減に資する容器包装の高機能化事例集」より作成)


酸素吸収ボトルだけではない、酸素から守る工夫。

フロー図

(出典:キユーピー(株))

step2.配合を変更し、品位が向上

キユーピーハーフは1991年に発売した後、継続して品位改良(卵のコク味を向上など)している。

2016年の品位改良では、卵の使用量を増やしたほか、原材料をシンプルにしたことで、味の向上だけでなく品位が安定したことから、賞味期間が10ヵ月から12ヵ月に延長した。