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自治体

リサイクル

焼却処理施設が無い自治体の食品廃棄物のリサイクル【志布志市】

活動主体

志布志市等

対象

志布志市内の一般廃棄物(生ごみ)、学校給食の調理くず、食べ残し等

取組み概要
(処理技術、仕組みなど)

志布志市はもともと焼却処理場がなく、すべてのごみを燃やさずに埋立てていた。

しかし、埋立できるごみの量には限界があるため、2000年度にごみの分別収集、 2004年度には生ごみの分別収集を開始。生ごみは週3回専用のボックスに排出。収集された生ごみは市が委託した肥料製造業者が草木を混ぜて肥料化。この肥料で地域の農家等がひまわりを栽培し、ひまわり油を販売。また、農家が肥料に牛ふん等を添加し、野菜(にんじん、ゴボウなど)を生産。生産された野菜は志布志市教育委員会が購入後、市内の小・中学校の給食で提供。また、肥料は市内の農家へ販売したり小・中・高等学校に配布し、環境学習の教材として利用しているという。

その結果、2016年度には一般廃棄物の埋立ごみの量は75 %削減(2000年度比)され、 2005年以降はリサイクル率が70 %(全国平均 約20 %(2015年度))を超え、ごみの減量と資源化に成功。このように志布志市の取組みは、単に食品廃棄物のリサイクルループを形成するだけでなく、地産地消、地域活性化、6次産業化 【外部リンク】にも貢献。

グラフ

志布志市の一般廃棄物量の埋立ごみの量とリサイクル率の推移

食品廃棄物が循環するしくみ

フロー図

※1:人参(約1.58 t)、ごぼう(約0.30 t)、葱坊主しらず(約0.07 t)、葉ねぎ(約0.03 t)、ほうれん草(約0.02 t)、さつまいも(約0.41 t)

出典:「食品ロスと食品リサイクルの最新動向(平成27年10月30日講演資料)」(環境省)(平成29年6月14日)、
「志布志においでよ」(志布志市)(平成29年6月14日)より作成

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生ごみを回収する容器

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資源ごみを分別している様子

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志布志市の生ごみ肥料 「循ちゃん肥料」

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