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リサイクル

小田急グループ等の食品リサイクル【飼料化】

活動主体

小田急商事(株)、(株)小田急百貨店、(株)日本フードエコロジーセンター 等

対象

百貨店やスーパーで発生した食品廃棄物(パン、麺、ご飯類、野菜など)と食品工場で発生した食品廃棄物(弁当、総菜、パンなど)。

※使用しないもの:(貝殻、卵殻、塩分の高いタレや香辛料、油分の多い天かす等)

取組み概要
(処理技術、仕組みなど)

食品リサイクル法に定められた再生利用の促進制度を活用し、食品廃棄物の排出者の小田急商事(株)、(株)小田急百貨店と、同社のお弁当などを製造している食品製造工場が飼料製造者、畜産農家と連携し、食品廃棄物の循環に取り組んでいる。

小田急商事(株)、(株)小田急百貨店の東京都・神奈川県内の百貨店、スーパー約 30店舗から出た未利用食品や同社の食品製造工場から出た食品残さを、(株)日本フードエコロジーセンターが液体飼料化。その液体飼料を使って神奈川県や長野県などの畜産農家が豚肉を生産。生産された肉は、同社が購入後、一部は精肉、一部はハム等に加工して、店舗で販売することにより、食品リサイクルループを形成するだけでなく、地域活性化や6次産業化 【外部リンク】にも貢献。

食品廃棄物が循環するしくみ

フロー図

※数値は再生利用事業計画の計画値で特定年度の実績ではない。

出典:食品リサイクル法に基づく再生利用事業計画の認定実例(飼料化事業)H28年7月 農林水産省より作成